こんにちわ。子育て世代のママやパパの多くが悩む、子供への接し方。
中でも、お子様が言うことを聞かなかったり、何か問題のある行動を起こした場合、
親として子供にどう接したら良いのか悩む時がありますよね。
叱った後に後悔することも多いし、この育て方で本当に良いのかな、って不安に思うことが多いわ。
こんな時、知っておきたいのが「PCIT」の考え方!
PCITとは?PCITの概要を紹介
PCITとは、
Parent Child Interaction Therapy
の略で、親子相互交流療法のことを言います。
これは行動科学を元にした心理療法で、「親」と「子供」双方の交流の質を高めることによって、問題解決に導く・・というものです。
アメリカやヨーロッパ、アジアの中心に考え方が普及され、日本では2008年に導入されています。
PCIT流 子供への接し方
お子さまと一緒に遊ぶ時、以下「PRIDE」と「CQC」を意識しましょう。
お子様と接する時に積極的にやること(PRIDE)
Praise:子供を褒める
Reflect:繰り返す
Imitate:真似をする
Description:行動の説明
Enjoy:楽しむ
例えば子供が食事中の場合。
「にんじん食べれたね!」「スプーンで上手にすくえたね!」と繰り返し褒めてあげましょう。
親が子供と同じように、一緒に食べる動作を行うのも良いですね。
お子様と接する時に避けたいこと(CQC)
Comannd:命令すること
Question:質問することは
Criticisms:批判すること
しかし、親が「これは触っちゃダメ!あっちへ行きなさい!」等、CQCの言葉を発してしまうと、子供の脳は「自分が好奇心を持つ=親を怒らせる」をインプットされ、次第に好奇心を持たない子供になってしまいます。
さいごに
多くのパパママが悩む、子供への接し方。
最近はパパママ双方の実家から離れた場所で子育てを行う核家族も増え、「孤育て」という言葉もあります。
イヤイヤ期等はどうしても親もイライラすることが多く、子供への接し方に悩むもの。
そんな時、PCIT流の子育て方法が、少しでも貴方の助けになれば良いなと思います。
悩むということは、それだけ貴方が真剣に子供に向き合っているということ!
子育てで悩みがある場合は一人で悩まず、周囲の頼れる人や、地域の施設へ相談しましょうね。