4月になり、保育園や学校への入学・入園シーズンになりましたね。
親元を離れての集団生活。自分の子供の保育園・学校での様子も気になるのではないでしょうか。
慣れない集団生活の中、友達をケガさせてしまうことも考えられますよね。
今回は、自分の子供が友達と喧嘩をしてケガをさせてしまった場合に使える保険についてご案内致します。
同じ「ケガ」に関する保険でも、
・自分がケガをした時に使える保険⇒傷害保険
・相手をケガさせてしまった時に使える保険⇒個人賠償責任保険
と、保険の種類が異なります。
相手をケガさせてしまった場合は、“賠償”になるんですね。
子供が未成年の場合は、親が監督責任を負われる=賠償を求められるケースが多いです。
一般的に、学校で加入することが多いのは自分のケガを補償する「傷害保険」。中には「賠償」も担保出来る特約が付いているものもありますが、ご自身が加入している保険の内容を確認しておくと安心ですね。
明日ママに入ってきてもらうよ!
ちょっと詳しく教えてよ!!
相手への賠償をカバー出来る保険・「個人賠償責任保険」とは?
個人賠償責任保険⇒日常生活の事故(自動車運転中の事故は除く)により、他人にケガをさせてしまったり、他人のモノを壊してしまった場合等、法律上の賠償責任を負った場合に補償する保険です。
個人賠償責任保険に加入する方法
自動車保険や火災保険、クレジットカードの保険にに“特約”としてつける
個人賠償責任保険は基本的には“特約”として用意されている為、個人賠償責任保険のみに加入することは難しいでしょう。
ご加入頂いている自動車保険や火災保険に“個人賠償責任保険”をセットすることが可能ですので、加入を希望される方は自動車保険や火災保険の加入先代理店or保険会社へ連絡してみましょう!
個人賠償責任保険でカバー出来る事故例
✔飼い犬が散歩中に、通行人に噛みついてケガをさせてしまった!
✔自転車で通行人の人とぶつかって、ケガをさせてしまった!
✔子供が雑貨屋で、お店の商品を誤って落として壊してしまった!
✔マンションで蛇口を閉め忘れ、下の階を水浸しにしてしまった!
これらはほんの一例です。
日常生活に起因する事故であれば、個人賠償責任保険でカバー出来ます。
(※補償の対象となるのは“法律上の賠償責任を負った場合”に限ります。)
個人賠償責任保険、気になる料金は?!
設定する保険金額や保険会社によって異なりますが、
約1億円の賠償金額の場合、年間千~2千円程度に設定している会社が多いです。
補償の対象者の範囲
自動車保険や火災保険にセットした場合、
一般的に以下の方が補償の対象とするケースが多いです。
①補償の中心となる方(記名被保険者)
②配偶者
③①または②の同居の親族
④①または②の別居の未婚の子
※保険会社によって内容が異なる場合もある為、詳細は各保険会社のHP等でご確認下さい。
※クレジットカードに付帯する場合、カードの所持者のみが対象となるケースがあります。詳細は各カード会社のHP等でご確認願います。
僕の家はパパが補償の中心で、3人兄弟&おじいちゃん・おばあちゃんも一緒に住んでるから・・何だか得した気分だよ!!
まとめ
いかがでしたか?
意外と使える個人賠償保険。もしもの時にご加入しておくと安心ですよね。
ご加入されている保険の補償内容が分からない場合や、もっと詳しく聞きたい方は、保険の専門の方へ相談することをオススメします。